GUITARS

エンドーサー使用ギターのご紹介

平石凛

ThreeS W30H 1977年。名古屋鈴木バイオリン製。ジャパンヴィンテージと言われる中でも、大変評価の高い「ThreeS」(スリーエス)ブランド。その造りや、鳴りは、当時、たくさんあったブランドの中でも別格品。このモデルは、マーティンHD-28を模したモデルと思われる。オール合板とは思えない素直な鳴りをしている。

プロのリペアマンにより修理・調整・クリーンニングがなされ、村上さんのマルハと同じシャドー製のSH ECO NFXピックアップを搭載した。PU音質向上のため、プラスして、バードランド社製OBP(貼り付けピエゾ)を結線してシャドーと繋ぎ、mixする改良を行っている。


村上想楽

 ThreeS W-200Mを使用。こちらは、元々、新古状態の素晴らしいコンディションだった。1970年代のギターだが、クローゼットに眠っていたような状態だった。とはいえ、ギター製作家によって、全体点検、全体調整がなされている。

00サイズのマルハF-120Mを、一時期、使用していたが、全体的なバランスから、最近はW-200Mを中心に使用している。

PUは、 LRバグス、リリック 。生音を生かすPUを使用。





Katie /ケイティ

K.yairi By KENを使用。By KENとは、K.yairiカスタムショップの小池健司氏による自作、手工製作ギターのこと。本ギターは、運営会社代表がK.yairiまで赴き、小池氏とともに、材料選定を行った。昭和50年代ののシトカスプルースTOP、相当期間寝かせてあったウォルナットS&Bを採用。透明感あふれる気持ちの良い鳴りのギター。またPUには バードランド製の2PUミックスタイプを取り付け。全てがPro仕様。

 広瀬咲楽


K.yairi K13 JY-Custom 2008年製を使用。K.yairiは1935年創業。現在に至るまで、半手工によりギター製作を続けてきた。K.yairiの特徴として、他品種少量生産。他のメーカーでは考えられないほど、生産できるラインナップは多い。現在のカタログには掲載されていなくても、カスタムオーダーが充実している為、大抵のことは出来てしまう。

広瀬さん仕様のギターは、2008年に当企画運営会社True Guitars Japan代表がカスタムオーダーしたモノで、世界に1本しかない。裏板には3枚板を使用しており、材構成が異質、まず見かけない仕様を採用。要はネックのヘッドてっぺんから、底の所まで、マホガニーで統一した。超簡易的ではあるのだが、スルーネックのような感じを出したかった。かつ、裏板左右と、サイドは、メイプル単板を使用。美しい木目感。鳴りも素晴らしい。繊細さと、ボディの大きさから来るしっかり感も確かにあり、実に使い勝手の良いギターなのである。

搭載PUは、LRバグス・ステージエレメント。ヤイリギターにて取り付け。 

スプルース単板TOP

メイプル単板/マホガニー単板/メイプル単板3ピースBackという、世界的に見ても珍しい仕様を採用。

ネックは、ワンピースマホガニーを採用。そのため、ヒール部分に繋ぎ目がない。

ギターのオーダーについて


 Kヤイリは、カスタムオーダーにて製作可能です。ThreeSや、マルハはもうメーカーが存在していないので、同じモノを取り寄せることは出来ません。W30HやF-120Mをベースにしたカスタムオーダー製作は可能です。オークション等で手に入れても、使えるように仕上げるのには、相当なお金が掛ります。それなら一層、カスタムオーダーしてしまおう・・・と言う考え方もあるかと思います。

いずれのケースでも、お気軽に、CONTACT欄よりご相談下さい。